太陽は昇ってこない

春分の日が明けました。
私たちが「春分の日」を知るには暦を使いますが、


暦って誰が創ったのだろう?

誰もが一度は不思議に思うもの。


時の呪縛というものは、

たまに窮屈だけど


昔の人が、毎日毎日観察して

作り出した「時間と暦」に私は

尊信せずにはいられない。


一日が24時間で一ヶ月が30日か31日で

一年が12ヶ月365日で4年に一度、閏年があって、366日。

それは平均回帰年を365日5時間48分45秒にして季節を調整している。

そして、、


地球が23.4度傾いてるおかげで
四季というものが生まれたといいます。


なんで、傾いたのかというと

それは原始の地球、

火星サイズの惑星ティナが地球に、

たまたまの奇跡的な角度で衝突(ジャイアントインパクト)したから。

その衝突で散ったカケラが集まり月が形成されました。(月のマウントは地球の一部)

その月があるおかげで

潮の満ち引きが生まれます。

月は地球の一部であり、唯一の地球の衛星。

引き離された我が子を見守るように、

月は地球の周りを回っています。

月は地球に60%しか表面を映しません。

自身の闇をひた隠すように

懸命に見守るその姿はまるで母親のようです。

月は人の心をお見通しなのですが

月の心の全ては私たちには見えません。

すべてが奇跡的で偶然でありながらも
それが宇宙でそれが地球。
そんな奇跡の寄せ集めのような星が

この星🌏地球なのです。

その奇跡の星の中で生きている

小さい小さい私達には

毎朝、太陽は東から昇り、西に沈む。


・・・ほんとは、 ちがう。


太陽は昇ってこない。

地球が動いているだけなのだ。

コペルニクスは地球中心説から

太陽中心説を発見。

古から伝わるわらべ歌、

"かごめかごめ"のように地球が太陽の周りをグルグルと周っているのだ。

わかってる、、、だけど、
毎朝、太陽は昇り沈む…。
いやはや。
ぼんやり過ごしているとついつい、、自分が中心で周りの世界が勝手に動いていると錯覚しそうになる。


忘れてはいけない。

太陽は昇ってこない。

いつだって中心に在るもの。

季節が移ろい行く。



変わっていくのは自分?
それとも世界?


相手が変わったのか、

それとも自分が変わったのか。

どちらにしろ

見えているのはひとつの側面。

見せているのもひとつの側面。

中心は決して自分ではないのだ。


頭ではなく心で、ありありと一瞬一瞬気づいていくのは、なかなかどうして、、難しい。


いつだって見えてない部分があることを

新たな光(気づき)を見る心を

私たちは忘れる、恐れる。


太陽は常にそこに居てくれるのに、、

私達には毎日毎日、

夜が来て「日はまた昇りまた沈む」から。


そういえばオーラソーマに

こんなボトルがありました。

B4 サンボトル「汝自身を知れ」

ゴールドは深淵な叡智。

対応するタロットは皇帝(エンペラー)。
「おごるなかれ、
私は何も知らないことを知っている」

偉大なる気づきの光が聡明な王様の頭を照らしています。


春分の日は

真東から太陽が現れて、

真西に消えていく日。

太陽は昇ってこない。

中心に在る唯一の存在。


私は春分の日にいつも思い出すことに

している。



いつだってお日さまと地球は

春を約束してくれている。


冬の寒さを過ごしたあと、

必死に求める陽の光。

なんと暖かいのでしょう。


春ょ、こい。そして、また巡れ。

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