蠍座木星目の前にして ①
今、日本中が愛について
心のどこかで
思い巡らせているのではないでしょうか。
兄弟愛
家族愛
そして…
夫婦愛
今日は1年の折り返し地点です。
いつもこの日に
毎年恒例のビッグイベントである
木星のハコ移動が近づいてきたなぁと
感じます。
秋に。10月10日に
木星が天秤座から蠍座に渡ります。
天秤座のキーワードは
何と言っても
パートナーシップ
でした。
パートナーシップとは
私という内側が
他者という外側に出合い
1対1の関係を
築いていきます。
たとえ他者が複数であっても
それはあくまで
ひっくるめて
他者という 単体 1 なのです。
私という個体が
他者という個体に触れて
はじめて 違う ということが
分かります。
分かるとは分かつであり
分かったというのは分かれたということ。
区別出来たということ。
私とあなた は 違う。
長年連れ添った
とっても仲の良い夫婦が
相手のことをよく分かっている
と言いますが
それは
私とあなたが違うということを
知っている ということなのではないかな
と思います。
私とあなたは一緒ではないと
知っているから
適切な距離を置いて付き合える。
それは
素晴らしいパートナーシップを築くには
大切なことなのでしょうか。
私とあなたは違う。
違う から 興味を持ち
違う から 歩み寄ろうとする。
違う から 喧嘩するし
違う から 仲直りする
そうやって、
2人の時 を 重ねて重ねて重ねていく。
するといつしか
私 と あなた が
一緒になる。
一緒になるわけではないのだけど
一緒になった気になる。
なんで分かってくれないの?
なんでこんなことするの?
そうやって
相手が分からなくなる。
分からなくなるのは
まるで闇の中にいるように
区別ができなくなったということ。
相手が分からなくなったのは
私 と あなた が一緒になったからです。
とても濃ゆい愛の段階。
それが
天秤座の
次のサイン蠍座のイメージです。
次回は
蠍座の世界観を通して
蠍座木星の1年間を書きます。
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