サイクル

月はサイクル というモノを人類に
教えてくれました。


満ちては欠けて

サイクルで世界を捉える ということを

人類と共に育み、

月は「サイクル論」を地球に

染み込ませていったのです。


現代人は

多少、切り離して考えるようではあるけど

この サイクル という概念がなければ

聖なるものを感じる能力

というものが

人間に備わってきてなかった

のかもしれないな、と思います。


人は

月(の光)を見ながら影を見ている

のだと思います。


月が映しだす影を見て

その影を味わい、

太陽とは違った意味の光を

心で感じることができるのです。


月が映しだす影には声がなく

ただただ心が震えるだけ…


だから余計に

人類は月を眺め

聖なるものを感じてきた

のだと思います。

今、なぜ月ブームなのかな?
というのも頷けます。
SNSの発展と共に明るみに出る声が

大きい世の中だけに

人の心の影

も大きく膨らんでいるのだと思います。


世間を騒がせている

悲しくてしかたがない

腹がたってしかたがない

かわいそうでしかたがない

色々な出来事にも


ひとつひとつに

きっと

影 がありますものね。


今日は新月。

お月さまが無くなり

夜空には影だけが残ります。


なんだか今日の新月は切ないですね。

声のない月の影に

祈らずにはいられません。


たくさんの人の心に

まぁるい思いを教えてくださって

ありがとうございます。


ゆっくりゆっくり

虹の橋を渡ってください。


そしてまた

降りてきたときは

愛する人と出会って

思いきり輝いてください。

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