暦(こよみ)の奥には…

カレンダーの由来はラテン語の「calo」
意味は「呼ぶ」です。

現代と違って、

太古において月光を利用することは、

昼夜の変化と同様、生活には重要でした。


ローマでは西天に新月が初めて見えたことを叫んで知らせ、人を呼び集めました。

ローマ暦では月の初めをカレンデといい、

そこから「カレンダー」という言葉が出来たと云います。



人類は月の満ち欠けから、

「日」を数えるようになり、

あらゆる天文現象に気づき始めて

「月」を数えるようになり、

何回かの月の満ち欠けの間に

「季節」という周期的変化を知り、

さらに長いくぎりがあることを知り、

「年」に気づき、暦を作りました。



どの暦にも永い歴史があります。

不思議なこともたくさん隠されています。


たとえば、日本でおなじみの節句

ひなまつり3月3日、子どもの日5月5日、

七夕7月7日は毎年同じ曜日に揃います。

(今年は火曜、来年は木曜、再来年は金曜)


置閏法といって

4年に一回訪れる閏年によって

毎年季節は狂うことなく整えられ、

さらに、

一年を24等分して15日毎に分けた二十四節気(春分や立秋など、他)によって

繊細な季節の移り変わりを

私たちにお知らせしてくれます。



24個の季節なんて

私たちの日常生活では関係ないわ!…と思うかもしれないけど

これは農耕や漁に大変重要な記しとなり、

私たちの生活を支えてくれています。


人類は「暦を読む」ということから

寒暖の繰り返しや、

それに伴う草木の開花結実、

鳥獣の生活状況の変化、

さらに進んでは太陽高度の変化、

それによって生じる日影の長短、

昼夜の長さの周期的変化、

あるいは星辰(せいしん)の出没、

季節によって夜空に見える星の違いなど、

様々なことを

知って、見て、感じているのです。



でも。

暦とは呼吸のようなもので

実に共に生きすぎていて、

意識し辛いのかもしれません。


些細な生活の一部から、

宇宙の大きな動きまで、

「こよみ」から知ることが出来ます。


暦を読むということは

時間を支配する初めの一歩なのかなって

思います。

言いかえると、

暦を読むということは

運をつかむこと。

…よく、運が良いとか悪いとか、

運がないとかあるとか、言いますが、


運というのは体質のようなモノで

体質改善は誰でもできるのです。


”時間の質を改善する”と

確実にタイミングが良くなります。


・・まずは

「暦を読む」ということが、

基礎体力となると思います。


来年の暦を読んで、

2016年の時の流れを良くする準備を

しましょう(o^^o)

魔女の手帳づくりお茶会2016(終了いたしました)

ぜひお越しくださいませ(*^_^*)

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